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July 31, 2004

Watson & Crick

watson_crick.jpg

やっぱりこの二人、混同される事が多いらしい。ワトソン著『二重らせん』の訳者・中村桂子さんによる後書きに面白いエピソードが紹介されていたので、ちょっと長くなるけど引用。

クリックといえば、彼が最近次のような面白いエピソードを書いているのを見た。DNAのことをいう時に人はいつでも、ワトソンとクリックの名前を同時に思い出すのでよく二人を混同する。クリックは、「あなたがお書きになった本をたいへん面白く読ませていただきました」としばしばいわれるが、これはもちろん、『二重らせん』のことだ。面倒なので、いちいち訂正しないことにしているそうだ。
なかでも一番の傑作は、1955年にワトソンが再び仕事でケンブリッジを訪れた時のことだ。ある日、キャベンディッシュで、ブラック卿のあとに就任したモット教授に会ったので、クリックが、「あなたのところで仕事をしているワトソンを御紹介しましょう」というと、教授はびっくりして、「えっ、ワトソン?私は君がワトソン-クリックという名前だとばかり思っていたよ」

J.D.ワトソン『二重らせん』講談社文庫

J.D.ワトソン『DNA』

F.クリック『DNAに魂はあるか―驚異の仮説』

投稿者 blog@tsukuba : 01:27 PM | コメント (0) | トラックバック

July 30, 2004

Francis Crick博士死去、88歳

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■DNAの二重らせん構造を発見、クリック氏が死去(読売新聞)
■「悲しい損失」英王立協会がクリック氏死去に哀悼の意(読売新聞)
■米ソーク研究所のニュースリリース
■Man who helped unlock DNA dies(BBC NEWS)

James Watson氏とともにDNAの二重らせん構造を発見し、現在の分子生物学隆盛の基礎を築いたFrancis Crick氏(米ソーク研究所名誉所長)が、今月28日、米カリフォルニア州サンディエゴで死去。享年88歳。

投稿者 blog@tsukuba : 01:20 PM | コメント (0) | トラックバック

July 29, 2004

世界一厳しい日本の音楽規制

■ ユーザー置き去りの著作権攻防戦

iPod miniが人気を博している一方で、一つだけ、欧米では始まっているのに、日本では始まっていない音楽サービスがある。米アップルコンピュータの「iTunes Music Store(iTMS)」と呼ばれる音楽ダウンロードサービスだ。その原因には、日本の世界一厳しい規制の現状があるようだ。これに飽き足らずに、日本レコード協会や日本音楽著作権協会(JASRAC)は、パソコンのHDDやiPodなどのプレーヤーへの課金も視野に入れているらしい。CCCDで消費者へ不便を強いながら、一方でCD-Rやパソコンなどへの課金を増やすというのは明らかに矛盾しており、遠からず、消費者にそっぽを向かれることになるだろう。(いや、もう見放されてるかも)

投稿者 blog@tsukuba : 08:05 PM | コメント (0) | トラックバック

July 28, 2004

自然言語処理ことはじめ


荒木健治著『自然言語処理ことはじめ―言葉を覚え会話のできるコンピュータ』

マイクロアレイにように生物学の実験データがハイスループットで作り出されるようになった一方で、その膨大なデータの海から、いかにして意味のある情報を抽出するかが問題になっている。そこで、これまでに蓄積されてきた文献情報などから、遺伝子の制御関係や生体分子の相互作用などの知識を、コンピュータを使って自動で抽出・整理する為のデータマイニング技術が注目されるようになった。実際、そうした機能を謳った製品が、多くのベンダーから発売されているが、満足のできるモノは今のところ極めて少ないのが現状だ。

先日参加してきた「バイオインフォマティクス夏の学校in輪島」でも、生物学的知識をいかにしてコンピュータで扱うかと言う講演が多かった。その中に「自然言語処理」の話題もあったのだけど、生物系のオイラには理解不能だったので、上記の入門書を手にしてみた。

ちなみに「自然言語」とは、英語や日本語のように文化的な背景を持って発達した言語のことを言う。プログラム言語などは「人工言語」と読んだりするが、「人工言語」がコンピュータで扱いやすいように文法や語彙の意味が厳密に定義されているのに対して、「自然言語」は文法や語彙の意味が非常に曖昧であり、コンピュータにはとっても扱いにくい。「自然言語処理」とは、このコンピュータで扱いにくい「自然言語」を、何とかしてコンピュータで扱えるようにするための技術であり、これまで、主に人工知能や自動翻訳などの分野で研究されてきた。生物学の文献情報は、もちろん「自然言語」(主に英語)でかかれたものであるので、この「自然言語処理」を用いて文献の意味を網羅的に解析しようとする試みがなされているようだ。

投稿者 blog@tsukuba : 09:52 PM | コメント (0) | トラックバック

July 27, 2004

どうやら80番を開けてもらった模様

さっき調べたところ、80番ポートが開いたようだ。でも、今更戻るのもアレだし、またいつ閉じられるかわからんので、引き続き8080番通りで営業させていただきます。

投稿者 blog@tsukuba : 06:48 AM | コメント (0) | トラックバック

July 26, 2004

集団ストーカーについての考察

最近、ネット上で「集団ストーカー」に関する書き込みが多数見られるようになりました。うちの掲示板にも先日、集団ストーカーに関するホームページの宣伝と思われる書き込みがなされましたので、ここで私見を述べたいと思います。

■「集団ストーカー」とは何か?

「集団ストーカー」とは、通常のストーキング行為とは明らかに異なる現象です。通常のストーキングは、恋愛感情のもつれなどから、ある特定の人物が被害者を追い回す行為であり、1対1で行われるケースが多く、また、その原因も特定しやすいと言う特徴を持っています。これに対し、「集団ストーカー(ストーキング)」では、その被害者は下記のような被害を訴えているという点で一致します。

組織ストーカー犯罪@2ch2掲示板

■主観的事実と客観的事実

ここで、人間が外界を認知する仕組みについて考えてみましょう。我々は、あくまで視覚や聴覚などの感覚器官を介して脳で情報処理を行った上で、外界を認識しています。こうした意味では、個人が上記のような体験をしているという意味で、「集団ストーカー」という現象は「主観的事実」として存在します。しかし、必ずしも「主観的事実」イコール「客観的事実」とは限りません。何故なら、我々の知覚にはミスが入り込む余地が多く、記憶でさえウソをつくことがあるからです。

例えば、「正体のわからない発光物体」を目撃したとします。その「正体のわからない発光物体」に「UFOだ!」という解釈を与えた場合、その人には「UFOを見た」という体験が「主観的事実」として記憶に残ります。ところが、「正体のわからない発光物体」に対しては、もっと合理的で適当な理由を沢山見つける事ができます。(衛星だとか、流星だとか)要するに、「客観的事実」は別のところにある訳です。

同様な事が、「集団ストーカー」につても言えると思います。
例えば、集団ストーキングの被害の事例に、「いつも壁から音が聞こえる」というというものがありますが、これももっと合理的な理由がいくつも見つかります。(「水道管の水流音や排水音」「冷暖房音」「電化製品の音」など)
ただし、被害者本人としては「主観的事実」として現に被害が存在しており、なかなか同意してもらうのは難しいと思いますが・・・。

集団ストーカーって何?・・・長文ですが、合理的に詳しく分析されています

■なぜこうした被害が増えているのか?

我々は、合理的な資本主義社会を作り上げてきましたが、これは同時に「誰でも替えのできる労働システム」を作ってきたとも言えます。このような近代社会では、個人は一個の歯車となってしまい、個人の孤独感は一層深刻なものになります。こうした時代背景が「監視されている」という恐怖感を増長しているのではないかと思います。また、日本では精神病に対する偏見が強く、欧米のように気軽にカウンセラーに相談する環境になっていないのも、事態を深刻化しているように思います。そう言った意味で、「集団ストーカー」は「現代病」と言えるのかもしれません。

投稿者 blog@tsukuba : 10:31 PM | コメント (3) | トラックバック

July 24, 2004

Cinema Displayほすぃ

とゆーわけで、Apple Soreでポチッとな。

ところが、出荷予定日が2〜4週間後とあって、ちょーど発送がお盆休みと重なってしまいそうだったので、お盆明けまでオアズケ決定。うぐぐぅ〜。

投稿者 blog@tsukuba : 03:31 PM | コメント (0) | トラックバック

バイオインフォマティクス夏の学校2004 in 輪島

二泊三日で輪島市で開催された「バイオインフォマティクス夏の学校」へ行ってきましたので、忘れないうちに報告。
主催者側の報告によれば、講師/事務局方を除いた参加者は全部で67名。その構成を見ると、学生さんやポスドクが30名、民間企業に勤める社会人さんが27名、その他、大学や研究機関などからの参加者が10名と、意外に社会人が多いのが特徴的だ。ちなみに、同部屋だった方々は、みんな製薬企業やITベンダーに勤める20代の社会人さんでした。

今年の講義内容は、主に実験系研究者による話と自然言語処理やオントロジーの話の2つがメイン。去年と比べると、わりとバランスのとれた構成だったかもしれない。

以下、講義の概要と感想をピックアップ。

★第1日目
伊藤隆司先生(東京大学)「定量的オーミックスと知識発見」
出芽酵母を使った全長cDNA解析で、転写開始点や新規転写単位を見つけたよという話。100a.a.以下の小さな遺伝子が、同じ転写単位内に存在する遺伝子の発現を制御しているらしい。それから、トランスクリプトームの話では、各mRNAの分子数から遺伝子発現の絶対量を求める「ATAC-PCR」のお話や、2ハイブリッド法、逆2ハイブリッド法、ポリユビキチン化蛋白質の網羅的解析など、解析手法の紹介。

五斗進先生(京都大学)「糖鎖構造データベースの構築と解析」
ゲノム配列データや発現データなどはハイスループットでデータが得られるが、それ以外の文献データでは地道に情報収集を行い、データーベースへ登録を行うしかない。この講義では、後者の例として糖鎖のデータベース(KEGG/GLYCAN)が紹介された。後半では、糖鎖マイクロアレイによって糖鎖・脂質関連遺伝子(Glycosyltransferaseなど)の発現解析を行い、上記の糖鎖データベースと組み合わせる事で、細胞で特異的に合成されている糖鎖を推定する方法のお話。

馬見塚拓先生(京都大学)「バイオインフォマティクスへの機械学習応用」
前半では機械学習の概要、後半ではその例として糖鎖のための確率モデルとマルチプル糖鎖アライメントのお話。

★第2日目
辻本豪三先生(京都大学)「トランスクリプトーム解析に基づくゲノム創薬」
1994年、米国内の調査によると約220万人が投薬の副作用によって入院し、そのうちの約10万人が死亡したと言うショッキングな話が紹介された。こうした副作用を減らすためには、薬の作用を解明し、個体差を考慮した創薬・投薬(テーラーメイド医薬)が必要とのころ。その他、オーファン受容体のリガンド探索やDNAチップを利用した発現パターン解析、KOマウスを利用した機能解析など、主に実験方面からのお話。

浦本直彦先生(日本IBM)「ライフサイエンス分野における知識発見と統合」
文献情報のテキストマイニングについて。自然言語処理によって構文解析までおこなってますよーというお話。

田中穂積先生(東京工業大学)「自然言語処理入門」
自然言語処理の入門的な講義・・・と要旨に書いてあるんだけど、門外漢には理解不能だったっす(^^;

建石由佳先生(CREST/JST・東京大学)「MEDLINEからの情報抽出と自然言語処理」
GENIAプロジェクトの概観について。自然言語処理で文献情報の品詞や構文、係り受けまで解析し、生物学情報を抽出しましたよー、という話。

有田正規先生(東京大学)「バイオインフォマティクスの泉―恐るべきムダ知識」
「ジュラシックパークの恐竜の塩基配列は、大腸菌のプラスミド配列だった」
「セレラ社で解析したヒトゲノムは、Craig Venterのゲノムだった」
「イヌゲノムは、Venterの愛犬のゲノムだった」
「京大化研のK久實は、『みんなのうた』で『おでんの歌』を歌っていた」
「慶応大のT田勝は、ご自身で作詞・作曲した『20回目の結婚記念日』というレコードを出していた」

★第3日目
高井貴子先生(東京大学)「生物学における“解釈”を探求する」
オントロジーの基本概念や、タキソノミーとオントロジーの違いについてなど。今まで、オントロジーについて、基礎的でまとまった話を目にする機会がなかったので、とても参考になりました。

久原哲先生(九州大学)「遺伝子発現データを基盤とする遺伝子発現ネットワーク構築」
主にアレイ解析のお話。ゲノムはようやくわかってきたけど、トランスクリプトームとかプロテオームとかメタボロームなんかは、まだまだデータが足りませんねとか、今までブラックボックスだった薬物のターゲット遺伝子と表現形の間の構造がわかれば、論理的な遺伝子ネットワークが推定した上での創薬が実現できますねとか、マイクロアレイのデータに存在するエラーの問題とか、RNAiを使ったマイクロアレイ解析などなど。

★感想
輪島の海は、とてもキレイでした。

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それから、朝市通りに近い「まつおか」という食堂で、ウニとイクラとイカがのった「ともえ丼」(1,500円)をいただきましたが、新鮮な海の幸がとっても美味しかったです。夜は同業他社さんと交流したりとか、楽しかったです。
ただ、会場まで遠かったので初日は朝5時起きだったし、夜は夜で遅くまで飲んだりしてたんで、正直、講義はキツかったですなぁ(^ー^;

投稿者 blog@tsukuba : 11:36 AM | コメント (3) | トラックバック

July 23, 2004

出張から帰宅

長旅で疲れたぁ〜。久々の講義はつらかったよぉ〜。
でも、おもしろかったよぉ〜。あとでまとめるよぉ〜。

投稿者 blog@tsukuba : 10:24 PM | コメント (0) | トラックバック

July 20, 2004

アレ行ってきます。

明日から二泊三日の予定で、輪島のアレに行ってきます。去年と比べると、生っぽい話が多そう。

もし会場で僕を見かけたら声かけてね。もれなく、アクリル製JAMBOオリジナル名刺を差し上げます・・・って、顔を公表してるわけじゃないから、アレですけど・・・。

投稿者 blog@tsukuba : 11:14 PM | コメント (0) | トラックバック

今日の朝日新聞社説

題名を見て、思わずのけぞってまう(藁
「どこの国の新聞だよっ!」

■ 小泉外交――中国を忘れてませんか

 中国国家主席の日本訪問は98年の江沢民氏が最後で、現在の胡錦涛主席は昨年3月の就任後、まだ来日していない。日本からは01年秋の小泉首相の訪問で止まっている。
 冷めた外交関係に比べて、日中の経済関係は、中国の著しい経済成長を反映して、貿易も投資も拡大の一途だ。中国の研究者はこんな日中関係を皮肉を込めて「政冷経熱」と呼んでいるそうだ。経済関係が良好だからといって首脳交流が細っていていいはずがない。
 「政冷」の元は小泉首相の靖国神社参拝だ。首相は参拝のたびに「いずれは理解してもらえる」と言うが、日中間に何の変化の兆しもない。事態を改善しようという努力のあともみられない。

歴史的な経緯を振り返ってみると、昭和20年の久邇宮稔彦首相の公式参拝から中曽根首相の60年8月15日の公式参拝まで、歴代の総理大臣は靖国神社を参拝し続けていたし、別に何ら問題になることはなかった。
また、良く問題になる「A級戦犯合祀問題」であるが、これもすでに裁判で裁かれた故人であり、戦争裁判の刑死者等は日本国内法の犯罪者ではなく戦争の犠牲者と考えるのが、当時の一般的な考え方であったし、これに対して中国からは何も抗議はなかった。

では、どうして靖国参拝が日中間の国際問題に至ったかと言うと、その原因は当の朝日新聞にある。朝日新聞が靖国公式参拝を「中国が厳しい視線で凝視している」などと煽動する記事を書き、これに呼応して人民日報が8月10日、日本国内の批判の動きを報道したのが、きっかけとなったのだ。

■ 岡崎久彦「靖国参拝論争」(読売新聞2001年7月29日「地球を読む」)
■ 靖国参拝の意味が分からぬ朝日

朝日新聞さん、中国以前に「日本を忘れてませんか?」

投稿者 blog@tsukuba : 08:15 PM | コメント (0) | トラックバック

痛ましい事件

■ 日本で殺害、台湾人女子大生 親日遺志を尊重 両親、母校に奨学基金設立へ(産経新聞)

山梨県富士吉田市で先月下旬、観光ツアーで日本を訪れた台湾人の女子大生、蕭任喬(しょうれんちょう)さん=当時(二一)=が首を絞められ殺された事件で将来は日本の大学院留学を夢見ていた蕭さんの遺志を尊重し、両親は日台友好のため母校に奨学基金を創設する意向を明らかにした。

日本にあこがれて、初めて訪れた日本でこのような事件に巻き込まれてしまったとは・・・何とも痛ましく、日本人として申し訳なく思う。日本李登輝の会でお見舞金を募っていたので、小額ながら振り込みました。ご遺族は、死亡保険金や寄せられた弔慰金を蕭さんの母校で日本語を学ぶ学生のための奨学基金とされるとのことで、少しでも日台友好に役に立てばと思う次第。故人のご冥福を心よりお祈りいたします。

■ 蕭任喬さん殺害事件・お見舞金
 (関係者の話によると、明日21日までお見舞金を受け付けるそうです)

投稿者 blog@tsukuba : 07:45 PM | コメント (0) | トラックバック

産創研つくばセンター一般公開、24日から

産創研一般公開

今週末に、独立行政法人・産業技術総合研究所・つくばセンターの一般公開があります。

平成16年度 産業技術総合研究所つくばセンター 一般公開

日 時:2004年7月24日(土) 9時30分〜16時30分(入場受付終了:16時)
会 場:独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター
主 催:独立行政法人 産業技術総合研究所
詳 細:http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2004/ev20040724/ev20040724.html

会場でアンケートに答えると、なんと「光触媒たまご」をもれなくプレゼントっ!!!

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投稿者 blog@tsukuba : 09:51 AM | コメント (0) | トラックバック

July 19, 2004

眞鍋かをりさんのブログ

眞鍋かをりのここだけの話

えーっと、一応、眞鍋さんは大学の後輩に当たります!
とは言っても「出身大学が同じだけ」というだけで、学部も違うし、全く接点ありませんが・・・。

国大のキャンパスには四学部全てが集まってますが、建物の配置上、教育人間科学部・経済学部・経営学部と工学部とでは、サークルにでも加入しない限り生活圏が全く重なり合いません。だいたい、食堂も違うし。
ちなみに、眞鍋さんをキャンパスで見かけた、とてもラッキーな知人の証言によれば、「生眞鍋」(早口言葉かよ!?)は、TVで見るよりもかわいかったそうですよ。

それから、フジテレビのめざましのお天気アナウンサーとして活躍されている千佳ちゃんは工学部の建設学科卒ですね。きっと、キャンパス内のどっかで会ってるハズ!(と信じたい。ただし、千佳ちゃんがTVに出始めたのは、僕が卒業した後ですが・・・)

投稿者 blog@tsukuba : 05:57 PM | コメント (0) | トラックバック

雷の季節到来

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夏本番、雷雨の多い季節がやってきました。日本の電力供給は非常に優秀であり、雷が送電線に落ちても瞬時に送電系統を切り替えるため、長期的な停電はまずおこりません。しかし、瞬間的な停電「瞬電」はどうしても避ける事ができません。この瞬電に弱いのが、コンピュータなどの精密機器。今やラボにある分析機器は1台につき制御用のPCが1台付いてくる時代。分析機器自体の高機能化も進んでいるため、実験中に停電が来てしまうと一発で測定データがふっ飛んでしまいます。先日もラボの先輩が測定中に停電が来てしまって、ぶち切れまして・・・。

ちなみに、無停電装置(UPS)を入れる事で瞬電の被害はなくなりますが、多少コストがかかるので、サーバーなど常時起動しているようなコンピュータに限りますねぇ。(でも、UPSを入れてあっても、休日に停電が来てサーバ室のエアコンがストップしてしまい、室内の温度上昇でサーバがストップという怖い事例も過去にありました)

この季節は雷の予報を見た上で、実験計画を立てた方が良さそうですなぁ。

ウエザーニュース:発雷指数
東京電力:雨量・雷観測情報

投稿者 blog@tsukuba : 05:11 PM | コメント (0) | トラックバック

July 18, 2004

取っても食えない、取らないと気になる博士号

■ 博士号取っても定職なし、文科省が「余剰博士」対策へ

 博士号を取得したのに定職に就けない「余剰博士」が増え続けているため、文部科学省は来年度から、博士号取得者の進路を詳しく調べて問題点を分析、博士の活躍の場を広げる方策を検討することを決めた。

 まずは、定職を得る前に、国から生活費を受けながら大学や公的機関に籍を置いて研究を続ける博士号取得者「ポストドクター」について、期間終了後の進路などの実態把握に乗り出す。

かなり昔から問題になってましたけど、ようやく文科省が重い腰を上げてたようですねぇ。お役人様の計画って、まず数字ありきなんですよね。「ポスドク1万人計画」とか「タンパク3000プロジェクト」とか。で、結局、その内容はどーでもよくなっちゃって「とりあえず、数字達成したからOK」みたいな結末になっちゃうのがオチだったり。

それから、博士号取得者の就職先も研究職だけじゃなくって、イロイロと活用先があると思いますよ。米国なんかだと、ドクター持ってる人が科学行政で活躍したり、ビジネスの世界で活躍したりしてますよね。日本の場合、行政部門では文系が主導権を握っているために、理系出身者が出世するのはなかなか難しいらしいです。もっと広く理系人間を活用して欲しいですね。少なくとも「技術立国」を目指すのであれば。

投稿者 blog@tsukuba : 10:39 PM | コメント (0) | トラックバック

Apple Wireless Mouse

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ウチのボスがですねぇ、ラボで唯一最強のMacファンでしてね。「こんなに離れていても操作できるよん」とワイアレスのApple純正マウス(私物)を会社で見せびらかしてるのを見て、思わず欲しくなって買っちゃいましたよ。
ついでに、新デザインのCinema Displayも偵察してみました。やっぱカッコいいですね。(旧タイプのデザインも好きですけど)いやね、今使ってる12インチのPowerBook G4は持ち運びには便利なんだけど、さすがにコレでは画面が狭くて狭くて、ターミナルとかもそんなに開けないし。でも、ディスプレイ、マウス、キーボードを繋げれば、家ではデスクトップ代わりになるでしょ?
思い切って夏のボーナスをはたいて、どどーんと23インチのヤツ買っちゃおうかな、どーしようかな・・・。

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大倉集古館

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東京都港区虎ノ門、厳重警備が敷かれるアメリカ公使公邸前に奇妙な建物があります。中国風の屋根に六角形の格子窓、そしてそれを取り囲む青銅製の仏像に木彫りの一対の金剛力士像。
この小さな美術館「大倉集古館」を建てた人物こそ、明治時代に一代で大財閥を築き上げ、大倉高等商業学校(現東京経済大学)やホテルオークラ、大成建設などの企業の前進を作った男、大倉喜八郎(1837-1928)だ。

この男の豪快な人生は他所に譲るとして、この美術館には関東大震災で多数の美術展が焼失したとされるものの、未だに多くの逸品が残されています。何と言っても、国宝「木造普賢菩薩騎象像」は、平安時代の穏やかな作風が色濃く出ており、ファンがいるほどの人気ぶり。今回は、補修のためにパーツごとに分解された状態で展示されていて、普段は見る事のできない細部に至るまで観察する事ができるようになっていました。さらに、古美術品の補修作業の過程も紹介されていて、なかなか工夫されたディスプレイになっています。

企画展「仏教美術ってムズカシイ?」7月28日(水)まで

投稿者 blog@tsukuba : 09:09 PM | コメント (0) | トラックバック

新装開店のご挨拶

えーっと、どーやらhttpで使う80番ポートを閉鎖されちまったっぽいので(YBB2ヶ月分滞納したから?)、装いも変えて8080番ポートで開店する事にしました。サーバのトラブルで"blog@tsukuba 3rd"のログ1ヶ月分がすっ飛んでしまった(涙)この機会にコンセプトもがらりと変えてみたいと思います。

当店のイメージは、何やらアヤシげな仮想のカフェ&バー「8080th Street」での日常会話とゆー設定。TOKYO FMの番組で「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー/AVANTI」という番組があるんですが、そんな雰囲気を目指したいと思ってます。

ちなみに、当店のマスターは副業で分子生物学の研究者もしてるんで、そっち関係のお客様が多いかもしれません(笑)

投稿者 blog@tsukuba : 12:20 AM | コメント (0) | トラックバック

July 16, 2004

再出発。

不通になっていた原因は、どうやら80番ポートを閉鎖されたからっぽい。

ソレとは別原因で、マシンが起動不良になった。データも救い出せず、仕方なくまたOSを入れなおす。今度は安定なRH9にした。

うわぁ〜、テンプレートも残ってないやん・・・_| ̄|○

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