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まず「白衣族」は、形態学的に「ネクタイ派」と「ノーネクタイ派」の２つに分類できます。

■ネクタイ派
ネクタイの上に白衣を着ているのは、医者、研究所の管理職、大学の教授のうちのどれか。汚れの無い真っ白な状態である場合が多く、作業着的な意味合いよりも記号的な意味合いが強いようだ。

■ノーネクタイ派
間違いなく研究稼業の人。大学の学生、研究員などが含まれる。本来の目的通り、作業着的な意味外が強く、薬品シミのある白衣を着ている場合も多い。

ノーネクタイ派は、形態学的にさらに細かく分類することができる。

■ノーネクタイ＆腕まくり派
生物系の実験者に多い。クリーンベンチに腕を突っ込んで実験をするのに適している。ただし、生物系は白衣を着ない研究者もかなりいる。

■ノーネクタイ＆腕まくらないよ派
化学系の実験者に多い。飛び散った薬品から身を守るため。袖口を紐で縛っているケースも。