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October 27, 2004

NARが来年からオープンアクセスに

 夏ごろにアナウンスされていた様なので、もうご存知の方も多いかもしれないけれど、来年1月から核酸系の学術雑誌「Nucleic Acids Research」が全てオープンアクセスになる模様。論文の執筆者が投稿料を支払うとゆーモデルで、インターネットからのアクセスは完全フリーになるらしい。
 また、Nature Publishing Group (NPG) と欧州分子生物機構 (European Molecular Biology Organization: EMBO) が協力して新規オープンアクセス雑誌「Molecular Systems Biology」の創刊を決定、さらにSpringerが全てのジャーナルにオープンアクセスモデルを採用するなど、学術雑誌の世界ではオープンアクセスの流れが広まりつつあるようだ。

 ちなみに、同一ジャーナルで比較した場合、オープンアクセス論文と非オープンアクセス論文ではオープンアクセスの方がインパクトファクター(IF値)が高くなる(つまり、引用回数が増える)傾向があるという調査結果もあるようだ。

投稿者 blog@tsukuba : October 27, 2004 09:45 AM

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