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January 24, 2005

あれから20年。みんな科学が好きだった

つくば科学万博クロニクル
洋泉社 2005-01

by G-Tools

1985年、夏のある暑い日のこと、親父から「面白い所へ連れて行ってやる」と言われ、家族みんなで車に乗り込んで、一路、東へと向かった。お気に入りの“NASA”のロゴの入った帽子をかぶって。
そこで僕が見たものは、キラキラと輝く未来都市、人と共生するロボットたち。そう、科学技術によって支えられた、まぎれも無く輝かしい「未来」だったのだ・・・。

あの「科学万博 つくば'85」から、今年でちょうど満20周年になるのだそうだ。
当時はまだ科学に夢があり、未来はずっと輝いていた。その頃の“科学少年”たちはというと、好奇心に駆り立てられるまま、『子供の科学』『コペル21』などの子供向け科学雑誌や学研の『ふしぎシリーズ』をむさぼるように読んでいたものだ。

そして僕は今、何が因果か、つくばで働いている。
子供の頃は、21世紀にもなれば月面基地が出来て、有人火星旅行も実現しているかと思っていたが、まだまだ実現しそうにないようだ。

20年前に僕らが夢描いた未来に、少しは近づいているのだろうか?

投稿者 blog@tsukuba : January 24, 2005 10:58 PM

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