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February 27, 2005

脳内物質が心をつくる―感情・性格・知能を左右する遺伝子

脳内物質が心をつくる―感情・性格・知能を左右する遺伝子
石浦 章一
羊土社 2001-04


by G-Tools

“びっくり病”という名前に興味を持って、本書を購入して読んでみました。
本書は、石浦章一先生が東京大学の1年生を対象とした教養課程での授業が下敷きになっているとの事で、とても平易に書かれており、大学生ならば読みこなせるレベルの内容です。感情・性格・知能などに影響を与える遺伝子について、様々な例を挙げて紹介されています。(ドーパミンなどのモノアミン、ニコチンやドラッグなどの習慣性、強迫神経症とGABA受容体、記憶とNMDA受容体、アルツハイマー、遺伝子変異と精神遅滞、トリプレットリピート病などなど)
ヒトゲノム解読が終わった今、遺伝子と脳は、これからの研究分野としては、とてもエキサイティングになるに違いない。

投稿者 blog@tsukuba : February 27, 2005 12:22 PM

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