▼昨日購入した「マイノリティー・リポート 特別篇」を見終わった。実は、僕は先々行上映でこの映画を見ているのだが、何せその時は徹夜で飲んだ後だったので、ストーリが飲み込めずに疑問に思っていた点が多かったのだ。しかし、今回、DVDで見直して、ようやく納得した部分が多かった。
この映画は、とにかく近未来の世界の描写が美しい。こうした未来の画像をリアルなヴィジュアルで見られるのが、SFの醍醐味ではないだろうか。
それにしても、こうした時間軸が錯綜する映画は、一度見ただけでは理解しにくい場合が多い。映画館で一度見て、ストーリーが理解できなかった方は、もう一度見直してみたらいかがだろう?

▼小松和彦著「日本魔界案内」(光文社)読了。シリーズ(?)の前著である「京都魔界案内」では、京都の「魔界」(著者は魔界を「怪異・不思議な現象や存在が徘徊しそうな特別な空間」と定義している)を紹介していたが、本著では高野山、吉野、熊野など、日本各地の「魔界」を紹介している。
僕の趣味の一つに古寺古社巡りがあるが、何が面白いかというと、当時の人々の世界観を知るのが非常に面白いのだ。仏教とは、すなわち「世界をモデル化した姿」を描いたものである。つまり、当時の人々が「あの世を含めた世界の仕組みはこうなっている」と必死に考えたものを表現したものと言える。その世界観を目に見えるように示したものが、仏像などの仏教美術なのだ。(ちなみに、「世界の仕組みをモデル化する」という作業は、科学でも同じと言える)
こうした昔の日本人の世界観は、すでに失われてしまって久しい。しかし、微かにその残滓を見ることが出来るのが、小松先生の言うところの「魔界」であると思う。
それにしても、これ読んでたら、熊野詣に行きたくなってきた・・・。
▼マトリックス in渋谷 マジでやってしまったみたい。
1 :キアヌ2 ◆ITczOs/.cs :03/06/07 19:51 ID:RBEJ7IH1 本日6月8日 午前10時にネオの格好をした私は、 現実世界に戻るべくハチ公前の交番前の公衆電話に向かって猛然とダッシュをします。 みなさんはスーツを着てエージェントに扮して私を止めてみてください。 無事公衆電話にたどり着いたら私の勝ちです。
posted by Tetrahymena at
6/9/2003 06:38:00 AM
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