tetraの外部記憶箱

追記
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2024-04-04

_ [X100F][大番役日誌] 随心院、小野小町の伝説いまもなお

随心院

醍醐寺の白壁を右手に小野駅の方へ道を真っ直ぐと進むと、右手にひっそりとした小さな寺院を見つけました。
真言宗善通寺派の大本山、随心院であります。
同地はかつて小野郷とよばれ、小野妹子や小野篁、そして小野小町などを排出した小野氏にゆかりがあり、深草少将が小町の元へ「百夜通い」をした伝説の場所なんだとか。
世界遺産に指定され、海外からの観光客も多く訪れる醍醐寺と比べると、こちらは人も少なく、緑の美しいお庭や文化財を、ゆっくりと参観することができました。
また、小野小町にゆかりのものとして、小町に寄せられたラブレターを供養したという「文塚」(五輪塔)や、晩年、この地で過ごした小町が朝と夕に顔を洗ったという「化粧井戸」なども見ることができます。

実は、小野小町ゆかりの場所は、京から遠く離れた茨城にもあったります。
晩年、京都から大週へ向かう途中、筑波山麓の地で亡くなったとかで、土浦市小野に小町の墓と伝わる五輪塔が残っています。
とは言っても、小町の墓と称されるものは全国各地たくさんありますものですから、実際のところはどうなのでしょうねぇ。 


2024-04-03

_ [X100F][大番役日誌] 引き続き醍醐寺について

醍醐寺 #2

醍醐寺は、貞観16年(874年)に空海の孫弟子の聖宝理源大師(しょうほうりげんたいし)によって開かれました。
「醍醐」とは、仏教経典『大般涅槃経』の中で五味の一つとされる。乳、酪、生酥、熟酥、醍醐の内、一番美味しいものとされ、涅槃経が最上の教えであることの喩えに用いられています。今で言うところのカルピスや飲むヨーグルトみたいなものでしょうか?「醍醐味」の語源もここから来ているそうです。
また、一説によると、聖宝理源大師が笠取山に湧く水を「醍醐味なるかな」とうまそうに飲む地主神に出会ったとかなんとか。
上醍醐の方まで行けば、今でも名水「醍醐水」を味わうことができるそうですが、下醍醐の見学だけでお腹いっぱいになってしまいました。「醍醐水」は、またの機会に。


2024-03-29

_ [X100F][大番役日誌] 20年ぶりの京都醍醐寺

醍醐寺 #1

引越し後の荷物整理も一段落したので、今日は山科の方へ足を伸ばしてみた。20年ぶりの醍醐寺だ。
バスで向かうか電車で向かうかで少々迷ったが、この街に住むにあたり、バスについてもっとよく知っておく必要性を感じたので、今回はバスで行くことにした。

京都駅八条口のバス停から、醍醐寺行のバスに乗り込む。
今や国際的に大人気な観光地となった清水寺へ向かうバスと比べたら、全く待つことなしにバスに乗り込めた。
バスに揺られること30分、終点の醍醐寺バス停で下車すると醍醐寺はもう目の前だ。
平日の昼間だというのに、境内は多くの観光客で賑わっている。
バスより電車で来る人が多いのだろうか、あるいは観光バスツアーの客なのだろうか。
20年前の記憶なので、あまりあてにならないだろうが、当時よりも海外からの観光客が非常に増えたように感じた。

さて、醍醐寺といえば、今日でも語りぐさとなっている太閤秀吉の「醍醐の花見」だろう。
ただ、当時は度重なる戦乱で伽藍は荒れ果てており、秀吉が700本の桜をかき集め植えさせたのだとか。
境内のソメイヨシノはまだ蕾であったが、枝垂れ桜は五分咲きを迎え、境内では多くの観光客が思い思いに桜を写真に収めていた。


2024-03-27

_ [iPhone 14 Pro][大番役日誌] 人生の転機到来

上洛

三人目が誕生して、はや7年。子どもの成長を間近に感じられる幸福な日々を過ごす一方で、家事育児の忙しさに忙殺され、趣味の写真からもすっかり離れておりました。

つくばに居を構え、妻のキャリアを支えるのだということを口実に仕事よりもプライベートに重きを置きつつ、その一方で自分のキャリアにはモヤモヤした気持ちも抱えながら、今の仕事を続けてまいりました。

しかし、「青天の霹靂」とは、まさにこの事。この春より、本社への異動を命じられました。

最初に上司からこの話を電話で受け取ったとき、言葉の意味について頭では理解しているものの、飲み込みたくないという非常に複雑な感情に襲われたのは、46年間生きてきて初めての体験でした。

激しく狼狽えながら妻に異動の話を告げた時、「いいんじゃない。行っておいでよ。家のことは、なんとかなるっしょ!」と私の背中を押してくれたことで、なんとかポジティブな気持ちに切り替えることができました。妻には感謝しかない!

そんなこんなで気持ちの切り替えも済み、今は新しい単身赴任生活にワクワクしています。京都大番役に任じられた御家人の気分ですので、新しいタグ「大番役日誌」もつけてみました(笑)

家事育児については妻に一任することになったので、たぶん趣味の時間も増えるだろうし、何より憧れの京都に住めるということで本ブログの更新頻度を増したいと思っているところです。(とりあえず、X100V、Leica IIF、Leica M4の3台と、冷蔵庫に眠っていた未使用フィルムは持ってきたぞ!)


2018-03-27

_ [X100F] コブシの大木

コブシの大木

通勤経路にあるコブシの大木。今年も見事な花を見ることが出来た。
4月からは、自転車ではなくて車での通勤になってしまうため、全身に四季を感じて通勤することができなくなってしまい、残念でならない。


2018-02-04

_ [X100F] イバラキスタン共和国ツクババード宇宙基地の風景

イバラキスタン共和国ツクババード宇宙基地の風景

なんちゃって。


2018-01-24

_ [X100F] 2018年大雪

2018年大雪

昨日は、会社まで6キロの道を歩いて出勤。
足元が悪いため2時間はかかったが、カメラ片手だったため、さして苦にならず(笑)


2018-01-08

_ [X100F] 次男10ヶ月、カエルを捕食

次男10ヶ月、カエルを捕食。

すくすくと育ってます。


2018-01-04

_ [X100F] ナンキンハゼ

ナンキンハゼ

実家で初日の出を見に出かけたときに、近所の公園で白い実のなる樹を見つけたので、写真に撮る。
父に写真を見せて聞くと、早速、調べてくれて、『ナンキンハゼ』という植物らしい。

植物といえば、両親も人生の晩期を迎えつつあることから、庭の草木の整理を始めたという。
季節柄もあるが、すっかり寂しい庭となってしまっていた。
遠くに離れて暮らしているため、何か役に立つことができるわけではないのであれだが、自分の馴染んだ景色が故郷から無くなりつつあるのは寂しくもある。
家ができたら、ウチで引き取れるものは引き取ってみよう。


2018-01-03

_ [X100F] 故郷の初日の出

故郷の初日の出

あけましておめでとうございます。

昨年もその前の年も、新年は東京で迎えたので、久々の群馬帰省となりました。
子どもたちも、帰省をとても楽しみにしていて、実際、楽しく過ごせたようです。
ただ、父母が高齢となっても、離れて暗さざるを得ないのが心苦しかったり。
まぁ、弟が実家にいるので、その辺りは、まったく頼りっきりですね。

ところで、昨年から今年にかけては、自分にとっては転機の年です。
昨年は3人目が誕生し、てんやわんやで一年が過ぎました。
40代にも突入し、健康の維持管理に気をつけなければならないお年頃です。
結婚十周年でもありました。(忙しくて何もできなかったけど)
今年は、新築の家を建て、新居引っ越しという一大イベントが控えており、またまた多忙な一年になりそうです。

なお、昨年は多忙を極めた事により、すっかり写真趣味から遠ざかってしまいましたが、今年はなんとか趣味に時間を割きたいところです。
というか、3人目の写真、少なすぎw