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2005-06-03

_ [news] 韓国漁船の違法操業

韓国漁船違法操業

長崎県・対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で起きた韓国漁船逃走事件での、韓国内での反応。

告弾発射は「過剰対応」 韓国海洋警察が批判

 【ソウル3日共同】長崎県・対馬沖で起きた韓国漁船「シンプン」の逃走事件で、韓国海洋警察庁は3日、日本の海上保安庁の巡視船が警告弾を発射したことについて「過剰対応」と批判した。船員らは追跡された恐怖を韓国メディアに語り、国内の一部では日本の取り締まりに対する反発も出ている。
 海洋警察は同日、シンプンの船内を実況見分。立ち会った船員は、甲板にあったはずの警告弾の薬きょうが日本側と言い争いをしている間になくなったとして、日本側が隠したのではないかと証言した。KBSテレビは、船員が日本の海上保安官に殴打された際にできたとする傷口を示した。
(共同通信)

逃走漁船、日本側を提訴へ=韓国通信社

 【ソウル3日時事】韓国の通信社・聯合ニュースは3日、長崎県・対馬沖で日本側の立ち入り検査を無視し、海上保安官を乗せて一時逃走した韓国漁船「502シンプン」の船長らが、海上保安官に殴られるなどしたとして、海上保安庁を相手取り損害賠償請求訴訟を起こす意向だと報じた。 
(時事通信)

韓国漁船は、明らかに日本の排他的経済水域に侵入しており、操業の如何に関わらず、日本の海上保安庁巡視船の停戦命令に従い、臨検を受ける義務が生じる。また、日本の海域にいる以上、日本の国内法規が適用されるべきであり、漁業法によれば、逃走した場合は、その理由の如何を問わず現行犯逮捕される。ましてや保安官を乗せたまま逃走を図るなど言語道断であり、国際法においても、避難されるべきは韓国側である。保安官による殴打云々は、たとえあったとしても問題のすり替えでしかないのは、明白だ。

結局、日韓関係の悪化を恐れて政治決着の形をとったが、彼らは反省するどころか、賠償を求めるという話だ。国際法をを無視した行為であり、まさに”盗人猛々しい”という言葉が似つかわしい。命がけで日本の権益を守っている海上保安庁の保安官に敬意を表すとともに、日本政府も「政治決着」などという曖昧な結果に終わらせる事無く、きっちりと国際的に訴えていくべきだ。