2005-06-29
_ [bio] ChIP Assay -クロマチン免疫沈降法-
クロマチン免疫沈降法 (chromatin immunoprecipitation: ChIP)は個々のタンパク質と特定のゲノム領域との結合を検出するための強力で汎用性の高い方法です。クロマチン免疫沈降法は、当初、開いたクロマチン状態と相関するヒストンのアセチル化を検出するのに多用されました。しかしながら、現在では、さまざまなDNA結合性転写因子や非結合性タンパク質のクロマチン上での局在を解析するのにも用いられており、遺伝子発現調節・クロマチン構造変換などの研究を進める上で不可欠な方法となっています。
メモメモ。