tetraの外部記憶箱

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2005-10-14

_ [news][bio] 学研付録に「ネムリユスリカ」の幼虫

驚異の「鉄人」幼虫、雑誌付録に 学研が採用検討

 ネムリユスリカは乾燥地帯の水たまりに住み、乾期で水が干上がると、体内でトレハロースという糖を合成。細胞のたんぱく質を包み込み、熱や寒さから体を守る。

 奥田さんらは、ナイジェリアで採取した幼虫を研究室で大量繁殖させることに成功。奥田さんのこれまでの研究では、零下197度の液体窒素に1週間▽濃度100%のエタノール溶液に1週間▽チューブに入れ90度のお湯に1時間、それぞれの状態に乾燥幼虫を置いても、水を与えると、1時間後には動き出した。

極限状態でも生き延びる多細胞生物といえば「クマムシ」を連想する。ちなみに、付録は放射線で不妊化しているとの事。

水で戻すと生き返る動物組織(農業生物資源研究所プレスリリース)