2005-11-30
_ [SETI] LinuxのコマンドラインでSETI@home/BOINCを動かす
まったく気が付かなかったのだけど、知らぬ間にSETI@homeがBOINC (Berkeley Open Infrastructure for Network Computing)へ移行してました。 Windowsマシンへのインストールは、下記記事を参照の事。グラフィックが3D表示に変わり、カッコよくなりました。
・[ITmedia]「SETI@home Classic」プロジェクト終了
以下は、LinuxのコマンドラインでBOINCクライアントを動かす方法について。
- 既にSETI@homeアカウントをもっている方は、オフィシャルページ(http://boinc.oocp.org/sah/sah_email_form.php)でSETI@homeクラシックアカウントからBOINCアカウントへの以降手続きを行う。すると、登録されているメールアドレスにアカウント・キーが送られてくる。
- BOINCのダウンロードページから、BOINCクライアントをダウンロード。
- ダウンロードしたファイルに実行権限を付けて、実行する。
- BOINCディレクトリ内に、必要なファイルが解凍されるので、フォルダごとテキトーな場所へコピー。
- 下記の内容の実行スクリプト(boinc.sh)を作成し、/usr/local/bin以下あたりに置いておく。
- マシンの起動時に自動実行されるように、下記の記述を「/etc/rc.local」あたりに書き足しておく。
$ chmod +x boinc_5.2.13_i686-pc-linux-gnu.sh $ ./boinc_5.2.13_i686-pc-linux-gnu.sh
$ su # cp -r BOINC /usr/local
cd /usr/local/BOINC /usr/local/BOINC/boinc -attach_project http://setiathome.berkeley.edu (自分のアカウントキー) > /dev/null &
/usr/local/bin/boinc.sh
ちなみに、BONICを起動させた場所へ、SETIからのファイルをダウンロードしたり、実行途中の結果などを保存しているらしい。コマンドラインプログラムのオプションについては、BONICの解説ページを参照の事。