2006-04-01
_ [April] プレスリリース: マギーシステム開発のお知らせ
独立行政法人 産業技術創造研究所 姓名情報科学研究センターとオフィス真木は、次世代の人格移植OS(Operation System)を搭載したスーパーコンピュータ「マギーシステム」を共同開発すると発表した。2010年の本格稼動をめざす。
産創研では、2001年に1,040CPUを接続した大規模PCクラスタ「マギシステム」*1を導入し、研究に利用してきた。このシステムはCaspar、Balthazar、Melchior、Maryという4系統のコンピュータから構成されており、4台の合議により最終決定を行うシステムになっていたため、「2対2」で決定不能となり、審議が長期化する問題があった。
次世代の「マギーシステム」では、3系統のコンピュータから構成する事により決定不能となる事態を無くし、審議の迅速化を目指している点が特徴。完成すれば、国内最速のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」*2を超える情報処理能力を有する見込み。
移植予定の人格については、マギ繋がりでマギー司郎師匠、一番弟子のマギー隆司さん、売れっ子のマギー審司さん*3 の3名が内定している。
*1 CBRC Magi system: http://www.cbrc.jp/cbrc/intro/cluster/NECphoto.ja.html
*2 地球シミュレータセンター: http://www.es.jamstec.go.jp/