2007-07-14
_ [IT][Linux] Let'snoteのHDD交換
Let'snote(CF-T4)のHDD(約40GB)を160GBへ増強いたしましたんで、そのレポート。今回は、HDD交換だけじゃなく、ついでにWindowsとUbuntuのデュアルブート環境の構築もやっちまいます。
用意したもの
- Panasonic Let'snote Light CF-T4GW5AXR
- 交換用HDD:日立「HTS541616J9AT00」(PATA、160GB、5400rpm)
- HDD外付けケース(2.5インチIDE-USB)
- USB接続DVDドライブ(Panasonic LF-P867C)
- DVD-RW
まず、Windows XPのリカバリDVDを作成する。作成方法は、ココに書いてある通り。起動ディスクを作るのにFDドライブが必要となるが、仮想フロッピドライブ「Virtual Floppy Drive」を使えば、FDドライブは不要。リカバリDVD作成後、ちゃんとDVDからブートして選択メニューが現れるかどうか確認の事。
HDDはアキバのTOW TOPで約13,000円くらいで入手。最近のHDDの多くはシリアルATAへの移行してしまったので、IEDとしてはこれが最も容量が多いんじゃないかな?
最初に、裏側のネジを全て外す。細かな情報については、ココらあたりが詳しい。ネジの種類が非常に多いので、ちゃんと分類しておき、ネジ穴の方にもポストイットなどで印を付けておくと、後で迷わないかも。
バッテリー装着部の奥に、表のキーボードを止めている金具があるので、曲げないように注意しながら、マイナスドライバーなどを使って取り外す。
マイナスドライバーをキーボードの上方の隙間に差し込んで持ち上げ、LCD方向へ引くとキーボードが外れる。マザーボード側のフレキシケーブルを丁寧に外す。
サイドカバーを外し、トップカバーのネジを取り除く。
トップカバーを外したところ。右上にHDDがある。特にネジ等で止まっていないので、手で引き上げてケーブルを外し、HDDを取り除く。
左がもともと入っていた東芝「MK4025GASL」、右が新しい日立「HTS541616J9AT00」。
オリジナルのHDDのロジックボードが3.3V駆動なため、41ピンと44ピンを折るか曲げておく。
組み立ては、分解と逆の手順で。
BIOS画面でF2を押し、優先的にUSB CDDから起動するようにしておく。
リカバリDVDからブート。
Windowsを入れ直す。ちなみに、パーティションを区切り、80GBをWindows用、残りをLinux(Ubuntu)用とした。
Windowsの起動を確認後、今度はUbuntuのインストールCDからブートしてインストールを行う。特に何もしなくても、ブートローダはデュアルブートの設定をしてくれるハズ。
にしても、Ubuntuは快適です!Let'snoteのサウンドや無線LANも、特に設定をいじらずに楽々使えてしまう。