2008-05-09
_ [cooking][books] めくるめく“北京小麦粉料理”の世界
嫁さんが職場の同僚から頂いた「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」とゆー料理本に、近ごろ首っ丈である。
小麦粉を使った家庭中華料理(全64品)の作り方が、とても詳しい写真とともに紹介されており、その写真を見ているだけでも楽しいのだ。ギョーザのように食材を包んだり、麺になったり、生地を焼いて餅(ピン)になったり、発酵させてパオズになったりと、実に様々に変化することに驚いた。
これまでに作ってみたのは、肉餅(ローピン)、大餅(ターピン)、そしてガーダスープ。
とりわけ大餅(写真)は面白い。小麦粉をこねた生地をそのまま焼いたのでは硬くなってしまうため、生地に油を巻き込んで焼き、パイ生地のように多層構造を作り出すのだ。表面がパリっとなり、実に食感が楽しい。
ガーダスープは、小麦粉に少量の水を入れて菜箸でかき回し、フレーク状の“だま”のまま沸騰した湯に落とす。すると、まるで粥のようなツルンとした食感のスープが出来上がる。忙しい朝でも作れる、とっても簡単なスープだ。
今度は、発酵生地を使ったものにも挑戦してみたい。(ちょうど今、細胞は扱っていないのでコンタミの心配はいらないしw)
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