tetraの外部記憶箱

_ [politics] 民主党の大罪

たとえ政権交代が行われても、まぁその弊害が出るのはもう少し時間がかかるかと思っていたが、ちょっと見通しが甘かったようだ。

民主党政権の樹立とともに、たちまちこの国の政治から道義が完全に失われてしまった。

もとからそんなものは無かったんじゃね？というツッコミもあろうが、少なくとも、自民党政権下では、これほど酷い責任放棄は行われてはいなかったように思うのだが。

例えば、埋蔵金問題。

さんざん、自民党からは「財源は？」と問われていたのにも関わらず、民主党は「埋蔵金」で子ども手当等の政策の予算がまかなえると喧伝していた。とこが、ふたを開けてみれば、結局、そんなものはわずかしか出てこず、科学予算等、将来のために必要な政策の予算が削られ、それでも足りずに公約を無視しての暫定税率の維持、扶養控除の廃止等、大増税によりまかなおうとしている。子ども騙しもいいところだ。

結局、民主党のマニュフェスとは、あっちが立てばこっちが立たずの、非常に無責任な「契約」だったわけだ。

一方で、日米関係は危機的状況にある。

自民党政権下でようやく合意にこぎ着けていた普天間基地移設問題では、民主党の閣僚の意見が一致せず、結局、「決めないことを決めた」という、ブラックジョーク的な結論に至った。これによって、米国からの信頼を失墜しつつある。

そろそろ、国民も民主党の詐欺的体質に気づき始め、支持率もじわじわと低下し続けている。おそらく鳩山政権は、もって年明けくらいまでであろう。その後に出てくるのは、やはり小沢一郎政権の誕生であろうか？

横浜みなとみらいクイーンズスクエアーのシンギングツリー2009