tetraの外部記憶箱

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2011-03-07

_ Summicron-M 50mm f2

おや、君、見かけない顔だね?誰だい?

Summicron-M 50mm f2

はい、逝ってしまいました「Leica Summicron-M 50mm f2」!

以前の記事では、50mmレンズの候補としてPlanarやSonnarが有力候補となっておりましたが、中古サイトで探しているうちに手頃な品を見つけてしまい当確と相成りましたw(中古レンズは出会いだよね・・・と自己正当化)

1953年、ズミタールを改良したズミクロン50mm F2が登場。今さら言うまでもありませんが、ライカの地位を不動のものとした伝説のレンズです。ズミクロンというと固定鏡胴タイプのものを思い浮かべますが、初代ズミクロンは沈胴式で発売されておりまして「沈ズミ」の愛称で呼ばれております。
ズミクロンというと、高級レンズの先入観があったのですが、まぁ半世紀前のシロモノともなると、結構安く中古で流通していたりするようです。

Summicron-M 50mm f2

今回、入手したズミクロンは距離目盛がfeet表記のものです。(Germanyの表記がステキ!)
シリアルナンバーは115万台ですので1954年製造。残念ながら放射能レンズじゃありません(笑)
フキキズありの並品だったので、あまり状態は期待していなかったのですが、届いてびっくり!
とても半世紀以上前のシロモノとは思えないほどコーティングも綺麗な状態でして、ヘリコイドの動きもなめらかでした!

BESSA R2A + Summicron-M 50mm f2

早速、ベッサ君に装着の図。わりとお似合いです。
沈胴エルマーの場合、内部構造の制約によりBESSAでは沈胴出来なかったりするのですが、ズミクロンの場合は沈胴可能です。普段はコンパクトに縮んでますが、撮影時はレンズヘッドを引き出して時計回りに回し、ロックしてから使います。
どんな写りを見せてくれるのか、現在、試用中。
これで本体もアレだったらなぁ・・・と夢想してみたりw(危ない危ない!)