2011-10-30
_ [FLASH FUJICA DATE] 救出
先月、群馬へ帰省した際に、実家で眠っていた古いカメラ「FLASH FUJICA DATE」を救出してきた。話によると、両親が結婚して間もないころ、祖父が若い夫婦のために買ってくれた物だとか。
東京へ持ち帰り、単三電池を入れてみたところ、シャッターを切ることができたので、どうやら露出計は生きているようだ。
一見、レンジファインダーのように見えるが、ファインダーは素通しで距離は目測。DATEの名前のとおり、日付が入れられる(もちろん、設定可能な範囲をとっくに過ぎてしまってるが・・・)。
とまぁ、何の変哲もないファミリー向けのカメラであるが、38mm/f2.8のフジノンレンズの写りには定評があるらしい。
裏蓋を開けてみたところ、モルトが劣化してボロボロになっていたので、光線漏れがやや不安ではあるものの、合成皮革のカバーがあるので、使えるのではないかと思った。
早速、フィルムを入れて試し打ちしてみたのだが、ファインダーが曇っていて実に見にくい!
こりゃ、最終的に子供のおもちゃになりそうだな・・・。