tetraの外部記憶箱

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2012-08-02

_ [log] 長男誕生の事

7月30日、長男が誕生しましたので、ご報告いたします。
育児の忙しさで記憶が薄れてしまう前に、その記録を・・・。

前日(7月29日)、妻曰く「やたらと胎動が激しい」との事。この分だと、火曜の検診まで間に合うかなぁーと、ちょっと心配に思っていたところ、その深夜1時過ぎ、寝入った頃に「破水した!」と妻に起こされる。寝ぼけつつ「えっ、救急車呼ぶの?」、妻「いや、そんな切羽詰まった状況じゃないけど」
既に入院準備はほとんどできていたので最終チェックを行う。僕はオロオロするだけで、あまり出来ることが無い。チェックが終わり、予め登録していた陣痛タクシーを呼ぶ。ものの5分程度でタクシー登場。早っ!
入院荷物の詰まったバッグをタクシーまで運び、妻を産院へ送り出す。産院まで付き添いたいところだけど、長女の面倒があるのでついていく訳にはいかない。気になって気になって、そのまま3時過ぎまで寝付けず・・・。(後で聞いた話では、2時半くらいから自然に陣痛が始まったらしい)

翌朝6時ぐらいに起床。妻からメール「今日産まれる」、ただし待機できる部屋が無いので「産まれたら連絡」するとの事。
7時頃に長女を起こして朝食を食べさせ、8時に保育園へ連れて行く。会社と上司へ連絡を入れ、本日はお休みとさせていただく。 自宅でヤキモキしているのも何なので、とりあえず家を出て、北千住駅ナカのドトールで井上靖『風林火山』を読みつつ待機していたが、これが出産の状況の方が気になって、あまり本の内容が頭に入ってこないのよね・・・。
11時頃、曳舟駅(産院への道筋の乗換駅)まで出てくる。妻からのメールも今朝から途絶えてヤキモキし、思い切って産院へ電話を入れた。先生「登山で言えば、まだ四合目だ」と言われる…まだまだじゃん!
呼ばれていないが、昼食を食べて午後1時半くらいに産院到着。受付のスタッフに尋ねると「そろそろだから、待合室でおかけになってお待ちください」との事。2時頃、妻の母が到着。まだか、まだか・・・。
そうこうしているうちに「無事に赤ちゃん生まれました」とスタッフから告げられる。2012年7月30日2時1分誕生、3,294グラム。

PENTAX(ペンタックス)のカメラ PENTAX K-5で撮影した人物(長男誕生)の写真(画像)

2時半、産まれたてホヤホヤの我が子とガラス越しにご対面。初めて外の世界に触れて、余りの眩しさに目を瞬くような様子が印象的だった。
3時頃、分娩後の処置が終わった妻と面会。お疲れ様!
直後なので、血色はあまり良くない。昨夜の夕食以降、この時間まで何も飲食していないので、とにかくお腹が空いたとの事。硬膜外麻酔による無痛分娩だったためか、直後なのに三人目の話題が出るなど、一人目の時とは大違いだなぁー。
長女の保育園お迎えがあるため、4時半頃に産院をお暇する。
睡眠不足だったため、その夜は9時過ぎくらいに子どもと寝落ちした。


2012-08-03

_ [log] 姉弟初対面の巻

昨日、長女を連れ、妻と赤ちゃんのいる産院へお見舞いに行ってきた。
実は入院2日目の夜、寝る間際に「おかあさんがいい!」「おとうさんきらいになっちゃった・・・」と連呼し、泣かれてしまったのだ。「それじゃ、連れてきたら?」という妻の提案で、保育園を休ませて連れて行くことになった。

朝起きて真っ先に「保育園行きたくない」と言い出す娘に、「それじゃぁ、お母さんのいる病院へ行くか?」と問いかけると、「うん!」と嬉しそうな反応が。いつもノロノロと着替えさせてもらっている娘だが、こんな時はとっても素早い(笑)途中、抱っこをせがまれたが激励しつつ、11時頃に、ようやく産院に到着。

そして、姉と弟、初のご対面。

PENTAX(ペンタックス)のカメラ PENTAX K-5で撮影した人物(姉弟初対面)の写真(画像)

その後は、大はしゃぎで母親に甘えたり走り回ったりで、その後を追う僕はぐったり。(4階ある産院の階段を何往復させられたことか!)

あまり遅くなっては電車も混むため、午後3時半頃にお暇する。
実は、母と会ってしまうと別れ際が大変かなぁーと懸念していたのだが、長女に「明日、お母さんと赤ちゃん、一緒にお家に帰ってくるよ」と説明すると、すんなりと受け入れてくれたのは意外であった。もちろん、別れるのは寂しいらしく、産院から出たところで抱っこをせがまれた。この時は、とってもがんばった娘の気持ちをくみ、気が済むまで抱っこしてあげた。

電車の中では、気持ちを取り直して、絵本を読みつつ帰る。電車で隣になったおばさんに、「○○くん(弟の仮名)のオムツ替えるの!」と話しかけたり。少しはお姉ちゃんの自覚が生まれたのかも!?

子連れの移動にはつかれたけど、娘の心の成長を強く感じた一日でした。


2012-08-14

_ [log] ようやく慣れてきた

3週間の育児休暇(純粋な育休は1週間)も、余す所1週間を切った。最初の頃は本当に手が回らず、長女と一緒に寝落ちする毎日が続いていたが、ようやく最近、なんとか家事を回せるようになってきた・・・と思った矢先、昨夜また寝落ち。orz

その原因は、やっぱりまもなく3歳となる長女です。

LEICA(ライカ)のカメラ M4で撮影した人物(梅雨)の写真(画像)

保育園から帰ってきて早めに夕食をさせ、今日は調子よいと思っていたのだが、その後、夕食に3時間を要し、なおかつお風呂からもなかなか出てくれず、残りの家事が全て後回しになってしまったのだ。。。
あぁ、お風呂を嫌がるときは、先に食器洗い(長女分を除く)を済ませてしまった方が良いなぁー、と反省。


2012-08-25

_ [log] 育休を終えて

先週で都合3週間の育児休暇が終わった。就職してから11年目になるが、これだけ長期のお休みを頂くのは初めてであるが、今になって思えば、あっという間に過ぎてしまった感がある。お陰様で、母子ともに健やかに過ごすことができ、育休を取って本当に良かったと思っている。
3週間という期間は母体の回復には不十分であり、欲を言えば、2~3ヶ月くらい育児に専念させていただきたい所ではあったが、仕事の状況的に3週間が限度だったので、これはやむを得ないだろう。自分がいなくても、ちゃんと仕事を引き継いでもらえる後進を育てねばなぁー、と切に思った。

長女の時は里帰り出産だったため、産後の育児というものを間近で見ていなかったので、今から思えば、本当の苦労を理解していなかったように思う。赤子が夜泣けば、「うるさい!明日の仕事に支障が出るからなんとかしろ!」と、口には出さないまでも、心では思っていたものだった。間近で出産直後の育児を見た今では、「父は残念ながら母乳は出ないのでがんばって!他の家事育児は僕がやるので、合間の時間は体を休めていて構わないから」と思うように、心境が変化した。

また、育児を通して一番変わった事といえば、両親、とりわけ母への感謝の気持ちが非常に強まった事だろう。
特に弟が誕生した当時は、父は町工場を立ち上げたばかりで深夜まで仕事に明け暮れて家事育児には全くタッチせず、一方、母は公民館の管理人という仕事をしつつ家事育児全てを切り盛りしていたはずであり、その大変さは想像を絶する。

それから、育休を取るに当たり、人事部の担当者と情報交換を行なって感じたことは、会社としてはもっと男性の育休取得を推進させたいのだという事。察するに、育児介護と仕事とが両立できる企業風土の醸成は、会社の社会的責務であり、更には会社のイメージアップと社員の離職率低下につながる。残念ながら、まだうちの会社で育休を取得する男性社員は非常に少数派である様だが、おかげで(?)先駆けになれたのではないだろうか。今回の体験で「イクメン」という新しい属性を手に入れたので、今後、大いに活用し、周囲を啓蒙しようと企んでいる。

他に、育休の副産物としては、つきっきりで面倒を見てやった長女が、前にも増してパパっ子になった事。夜寝る時だけは母親の所へ行くが、それ以外は、それこそゴミ出しの時にも離れたくない様子。ちょっと赤ちゃん返りしてしまったのには、閉口しているけどねぇ・・・。

総じて、設定した期間もベストだったし、とても満足の行く育休ライフを送ることができた。(これは、育休を気持ちよく取れるよう、色々と協力してくれた同僚や上司のおかげもあります。感謝!)厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」によれば、夫の休日の家事・育児時間が長いほど第2子出生の割合が高くなる傾向がはっきりと出ているが、まぁ、早速、我ら夫婦の間で3人目の話が出ていたり!?(^_^)