2013-06-09
_ [Leica M4][JUPITER-12 35mm F2.8] ロシアンレンズ第2弾!
JUPITER-3に引き続き、禁断のロシアンレンズ第2弾はJUPITER-12 35mm/f2.8(Lマウント)です。
銘玉「Carl Zeiss Jena Biogon 35/2.8」のコピーとして有名であり、後玉が異様に突出した独特の形状も今さら説明するまでもないかもしれませんね。
このレンズ、製造工場、外見、表記、レンズの曲率等にいくつかバージョンがあるみたいですが、今回入手したのは1974年製、LOZS(ルトカリノ光学硝子工場)のものです。レンズ銘の刻印はラテン文字、側面には「Made in USSR」との表記がありました。
さて、実際にM4に装着してフィルム1本撮ってみたところ、解像力もそこそこあり、クセも少なく、普通に良く写るという印象。ただし、若干の周辺減光が認められました。
ちなみに、絞りリングが奥まっていて使いにくいという話も聞きますが、これはフードを付けてあげるとフードと絞りが連動しますので、解決いたします。というか、そもそもコーティングが未熟なオールドレンズには、フード必須じゃないっすかね?
問題なのはこの突出した後玉ゆえに、現代のミラーレスカメラに付けようとすると機種を選ぶ点ですかねぇ・・・
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