tetraの外部記憶箱

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2013-07-07

_ [ESCAPE R3] 通勤チャリのオーバーホール&改造

毎日、通勤でクロスバイク「ESCAPE R3」を使用している。しかし、購入してから4年間、ほぼノーメンテで毎日乗っていたため、いろいろと不具合や不満点が生じてきた。そこで今回、オーバーホールのついでに、大幅に改造を試みることにした。
具体的な問題点や不満点は下記のとおりである。

(1)タイヤの摩耗・・・長期の使用によるタイヤの磨り減りの他、経年劣化によるひび割れにより、ところどころ下地が見えてきていた。最悪の場合、バーストしてしまう危険性も考えられる。

(2)ブレーキシューの摩耗・・・一度もブレーキシューを交換しておらず、摩耗がすすみ、ブレーキの効きが悪くなってきている。安全上、かなり問題有り。

(3)シフトワイヤーの伸び、劣化・・・ワイヤーが伸びたまま調整なども行っていなかったため、シフトが入りにくくなってしまい、ほぼ固定したまま乗っていた。また、フロントのアウターワイヤーが劣化によって破断してコントロール出来ない状態に。
IMG_0862の画像(写真)

(4)チェーンの伸び、錆・・・野ざらしの上、注油も怠っていたため、チェーンはサビサビ状態。

(5)スプロケットの不満・・・リアの構成は11-13-15-18-21-24-28-32Tとなっているが、基本、平地の走行であるためクロスレシオ化したくなった。おまけにサビサビ。

(6)グリップシフターへの不満・・・グリップシフターの特性としてバッチリとシフトが入らない事が多かったため、シフトレバー化したくなった。

(7)ホイールが重たい・・・。

そこで、Vブレーキ、ブレーキレバー、ブレーキワイヤー、シフター、シフトワイヤー、RD、スプロケ、チェーン、ホイール、タイヤ、チューブを、1週間かけて自分の手で交換してみました!

改造の方針としては「コスパ重視」「冒険はしない」「ロード化は考えない」の3つ。
幸い、ESCAPE R3はユーザが多いためか改造に関する情報も豊富であり、人柱になる事は避けられました。
熟慮の結果、下記の選択となりました。

(1)ホイール:シマノ WH-RS21-FRS・・・比較的重量が軽く、コスパの高いホイールをチョイス。付属のスペーサーを使用することで8速でも使用可。

(2)タイヤ:コンチネンタル グランプリ4000S 700×23C・・・ちょっと高かったがアマゾンで評判が高かったため。通勤用なので耐久性重視。

(3)チューブ:SCHWALBE 700x18-28C 仏式バルブ 15SV・・・23C化にともないチューブも交換。

(4)ブレーキ:シマノ DEORE Vブレーキ BR-M590・・・カードリッジシューにより、メンテナンス効率の向上を図る。

(5)ブレーキレバー:シマノ DEORE M590・・・元から付いているレバーでも使えるらしいのだが、腐食も進んでいたので、一緒に交換。

(6)シフター:SL-R440-8・・・8速用のシフター。これだけALIVIO。

(7)スプロケット:シマノ CS-HG50-8 12-13-15-17-19-21-23-25T・・・8速用。

(8)リアディレイラー:シマノ DEORE RD-M591-SGS・・・シフターのシマノ化には、ディレイラーのシマノ化も必須との事。9速用なのでオーバースペックだけど、耐久性・質感を重視してDEOREに。

(9)チェーン:KMC 7&8スピード用チェーン Z7/116LINK NP・・・ミッシングリンク付きでメンテナンス効率が良い。

(10)その他、工具類、潤滑材等。

以上をアマゾンで大人買い(爆)し、昼休みや就業後の時間を使ってコツコツ換装。
ちなみに、下は換装前のリアディレイラー付近。

IMG_0910の画像(写真)

こりゃ、ひどい(笑)で、換装後・・・。

IMG_0915の画像(写真)

ピカピカです!
とくにリアディレイラーは調整には手間取りましたが、バシバシとシフトが決まるようになり、本当に変えてよかったと思いました。
また、ブレーキも今までは何だったのかと思うくらいに制動力が効くようになりました。
チェーンもしっかり動力を伝えられるようになり、まるで新車として生き返ったかのよう・・・まぁ、もう一台R3が買えるくらいの改修費用がかかりましたがw

IMG_0914の画像(写真)

さて今回、「コスパ」と「冒険はしない」という方針で9速化は避けましたが、どうせDEOREのディレイラーを入れてスプロケ・チェーンも換装するならば、9速化も視野に入れて良かったかなーと少し後悔。シフター、結構、高いですからねぇ・・・。