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November 30, 2004

GIW2004―12月13日から

GIW2004の参加申込&宿泊ホテルの予約終了。
一応、初日の朝から行きますが、所用のため、14日の昼に帰る予定です。

ところで、オープンバイオ BOF@GIW2004とゆー動きがあるようですね。どうやら、オープンソースで開発されているソフトウェアの情報交換&交流会のよーです。

オープンバイオ BOF @ GIW2004

日時:2004年12月13日 16:00-18:00
場所:パシフィコ横浜3階 315 号室
参加:無料(GIW には別途参加して頂く必要があると思います:)
言語:日本語
GIW 自体は英語で行なわれる国際会議ですが、日本国内での
オープンバイオ推進という趣旨から BoF は日本語で行ないます。

えーっと、一応、JAMBOもリストアップされているみたいですが(笑)
他にプレゼン予定者がなければオイラか?とゆーことになると思いますが、どーなのでしょう?>JAMBOの中の人

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November 25, 2004

「架空請求詐欺」斬り!!

なんか、最近、すっかり書籍紹介サイトになりつつあるよーな・・・まぁ、いっか。
さて、本日ご紹介する本は、「架空請求詐欺」に関するものです。

「架空請求詐欺」斬り!!払ってはいけない。―詐欺業者との実況電話バトル誌上再現!!!
ヴェル
司書房
2004-10


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ここで言う「架空請求詐欺」とは、債権回収業者を騙って、アダルトサイトや出会い系サイトなどの有料コンテンツの利用料金を払うように、電話やメール、ハガキなどの手段を用いて請求してくる詐欺商法のことです。
基本的に、こうした詐欺は無視&放置し、安易に連絡先に電話やメールをしない事が一番なんですが、本書は、あえて悪徳業者に電話をしてバトルしてみましたよー、という内容の本であります。
いや、このやり取りがとても面白い!
著者のヴェル氏は法律にも明るいようでして、見事に業者を手玉に取っています(笑)
ちなみに本書は、著者のヴェル氏自らが運営する「詐欺ゼロ」という名前のサイトがベースになっています。(「ヴェル氏vs(株)日本リファイン」の項なんて、業者がアホ過ぎて笑えます。)

巧妙化したオレオレ詐欺も含め、こうした詐欺商法は無差別化しており、いつ自分が巻き込まれるかわかりません。この著者のように、あえて自分から死地に踏み込む必要は無いと思いますが、あらかじめ理論武装をしておく事は、今の時代を生き抜くためには必須なのかもしれません。

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November 24, 2004

細胞の分子生物学 第4版

細胞の分子生物学 第4版
Bruce Alberts
ニュートンプレス
2004-11


by G-Tools

ようやく、"THE CELL"の翻訳本が出ましたね。でも、定価が¥ 22,050とは、やはり高い・・・。(オリジナル本のハードカバーを買ってもお釣りが返ってくる価格だ・・・)
で、英語版の価格を調べてみたら、UK版のペーパーバックがアマゾンで¥9,705 (税込)でした。(注:この価格は為替で変動するようです)とゆーわけで、ペーパバック版を衝動買い。

Molecular Biology of the Cell
(ペーパーバック)
Alberts Felix A. Khin-Maung-Gyi
Garland Pub
2001-11-01


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下はハードカバー版。

Molecular Biology of the Cell
(ハードカバー)
Bruce Alberts Alexander Johnson Julian Lewis Martin Raff Keith Roberts Peter Walter
Garland Pub
2002-03


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ちなみに、最近、職場で買ってもらったワトソンの分子生物学の教科書も、わかりやすい英語で書かれていてオススメです。(こっちは、遺伝子のお話がメインの本ですが)

Molecular Biology of the Gene
(ペーパーバック)
Tania A. Baker Stephen Bell Alexander Gann Michael Levine Richard Losick James Watson
Benjamin Cummings
2004-01-08


by G-Tools
Molecular Biology of the Gene
(ハードカバー)
James D. Watson Tania A. Baker Stephen P. Bell Alexander Gann Michael Levine Richard Losick
Benjamin-Cummings Pub Co
2003-12-30


by G-Tools

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皮肉たっぷり

11月23日付の読売新聞のコラム「編集手帳」が皮肉たっぷりで面白い。長いけど、全文引用。

■ 11月23日付・編集手帳

 反面教師という言葉がある。その人自身の言動によって、こうなってはならないと悟らせてくれる人をいう。岩波書店の「四字熟語辞典」には、「中国共産党が革命運動を続けていくなかで使われた語」と説明されている◆さすがは、その言葉を生み育てた本家というべきだろうか。チリのサンティアゴで小泉首相と会談した中国の胡錦濤国家主席が、反面教師として教えてくれたことは興味深い◆胡主席は首相の靖国参拝を批判し、「日本は歴史を鑑(かがみ)にしなくてはならない」と述べた。百歩譲って、いまの日本が歴史を鑑にしていないと仮定するとき、その日本はどういう国に成り果てるだろう◆平和の大切さを歴史から学びそこねて、例えば、軍事費をやみくもに増やす。例えば人権を軽視し、国民が政治活動をする自由を制限する。例えば、よその国の領海を侵す…◆思いつくままに挙げてみれば、何のことはない。どれも中国がしていることである。「悪いお手本をまねてはいけませんよ」。胡主席は、親切にも教えてくれたのだろう◆防衛費の伸びはマイナス、政治犯や思想犯は存在せず、領海侵犯などしたこともない。歴史を鑑にするという点では優等生ともいうべき日本に、靖国問題という教材にもならぬ教材で講義を一席ぶつ。反面教師の先生も、なかなか楽ではない。

国内にも、日本や米国に対しては「軍事大国化」だの「右傾化」だのと言って反対されるのに、何故かお隣の国々での軍事費増加や核兵器開発疑惑、加熱するナショナリズムに対しては、見て見ぬ振りをされているご仁が多くいらっしゃる様だが。

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ゲノム敗北―知財立国日本が危ない!

ゲノム敗北―知財立国日本が危ない!
岸 宣仁
ダイヤモンド社
2004-09


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旅行中に、話題の本(?)を読了。結構、面白い。

この本は、ヒトゲノム解析の国際プロジェクトにおいて、何故日本の貢献度がたったの6パーセントであったのかを、関係者へのインタビューをもとに検証したものだ。
実は、日本の「ゲノム敗北」は、世界で最初にヒトゲノム解析のアイデアを思いついた日本人がいたにもかかわらず、官僚や学界における縦割り組織、横並び意識、官尊民卑、出る杭は打つ、リスクを避ける、外圧頼み、長期的視点に立った戦略の欠如・・・などなど、日本的な慣行や風土によって独創性が押しつぶされた、典型的な事例であったのだ。

この「日本の負けパターン」は、歴史上、何度も繰り返されている。
例えば、大東亜戦争における日本の敗戦も、長期的な戦略の欠如、責任の不在、陸軍官僚と海軍官僚との意思疎通の悪さ(縦割り組織、縄張り意識)などが一因であったとも言われている。また、戦後においても、長期的な視点に立つ経済戦略の欠如によって、日本は経済的敗北を喫した。
稀代の碩学、小室直樹氏は、この官僚専制の悪弊を「日本病」と称し、「病、膏肓に入る」とまで言っておられるが、「ゲノム敗北」も、まさに「日本病」の典型例だったと言えるのではないだろうか。

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November 23, 2004

京都・奈良旅行

今月中旬に、秋の京都・奈良旅行へ行ってきた記録をまとめてみました。

■ 京都・奈良旅行1日目〜東福寺
■ 京都・奈良旅行2日目〜吉野山
■ 京都・奈良旅行2日目〜飛鳥散策その1
■ 京都・奈良旅行3日目〜室生寺
■ 京都・奈良旅行3日目〜長谷寺
■ 京都・奈良旅行3日目〜飛鳥散策その2
■ 京都・奈良旅行5日目〜醍醐寺

写真集もご覧ください。
(サムネイルをクリックすると、別ウィンドウで写真が大きく表示されます)
■ 京都・奈良(2004.11.13-11.17)

今回、いただいてきたご朱印を新たに加えました。
■ 御朱印館

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京都・奈良旅行5日目〜醍醐寺

3日目からいきなり5日目に飛んでるのは、4日目に仕事があったからです。
(っつーか、本来はそっちが目的の出張だったんですけどね)

さて、最終日に向かったのは、京都の醍醐寺
京都駅からJR山科駅へ向かい、地下鉄東西線の醍醐駅で下車し、徒歩15分くらいのところにある。


874年に作られた寺で、真言宗系修験道(当山派)の拠点でもある。金堂や五重塔などが国宝に指定されており、仏像の名作なども多く所蔵。世界遺産にも登録されている。
ちなみに、醍醐山頂には上醍醐寺があり、ここが西国第十一番札所となっているのだけど、2時間近い山道を登らなければならないとゆーことで断念。

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京都・奈良旅行3日目〜飛鳥散策その2

3日目の午後は、再び飛鳥に戻って、史跡散策へ。
近鉄橿原神宮前駅で下車し、バスに乗って飛鳥寺(安居院)へ向かう。

推古4年(596)に蘇我馬子によって建立された寺。かつては、塔を中心に東西北に金堂を配し、その外側に回廊をめぐらせる大寺院であったそうだが、度重なる火災によって伽藍を焼失し、今は見る影も無い小さなお寺であった。

これが、有名な飛鳥大仏。

撮影禁止の寺院が多い中、飛鳥寺は撮影自由とのことで、とてもうれしい。
飛鳥大仏は推古14年(606)に鞍作鳥仏師(くらつくりのとりぶっし)が造ったもので、日本に現存する金銅仏としては最古のものだ。杏仁形の目や面長な顔立ちは、法隆寺の釈迦三尊像とよく似ている。像の大部分は建久7年(1196)の火災で焼けてしまい、造られた当時のままなのは、両眼と鼻、額を含む顔の上半分や螺髪のいくつか、右手の第1ー3指など、ごく一部分だけであるそうだ。
台座の礎石は創建当時のままであるそうで、1400年間、ずっと同じ場所に座っていたことになるそうだ。

寺の西の門から出てすぐにある、伝蘇我入鹿首塚。

大化の改新の時、切られた蘇我入鹿の首が板蓋宮跡からここまで飛んできたと言う伝説が残っている。

ちなみに、ここの案内員さんのお話がすこぶる面白い。「この寺の南の方で、蘇我馬子が・・・」と、1400年前の事件をまるで昨日ご近所で起きた出来事のごとく語るのだ。まさに歴史の中で暮らしているという感覚なのだろうか?

酒船石遺跡の亀形石造物。

湧水施設から流れ出た水が、小判形の水槽にたまり、亀形の石造物へと流れるようになっている。斉明天皇の「両槻宮」(ふたつきのみや)ではないかとも推定されている。

上記の亀形石造物のすぐ近くにある、有名な「酒船石」だ。飛鳥の謎石造物の一つで、用途不明。お酒を精製するための装置だとか、薬を作るための装置だとか、導水施設だとか、イロイロな説が唱えられている。

次に向かったのは、西国三十三観音の第7番札所になっている龍蓋寺(岡寺)だ。
天智3年(663)に、草壁皇子が住んでいた岡の宮の跡に建てられた寺。本尊の如意輪観音は、日本で現存する塑像としては最古のものであるそうだ。全長が約4.6メートルもあり、その大きさに圧倒される。

最後に訪れたのが石舞台古墳。むき出しになっている古墳の石室だ。
一説には蘇我馬子の古墳だとも言われているが、根拠があるわけではない。しかし、75トンを超えると推定される石室は、国内で最大級のものである。

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November 22, 2004

京都・奈良旅行3日目〜長谷寺

室生寺の次は豊山長谷寺へ。

最寄りの近鉄長谷寺駅から寺まで歩いたのだが、これが遠い!
駅と寺は初瀬川を挟む位置にあり、一度、谷を降りて川を渡ってから、再び回廊を登る形になるため、高低差が激しいのだ。

登廊(重文)・・・399段あるらしい。

本堂からの眺め・・・清水の舞台のようにせり出しており、付近の山々を一望できる。
本堂には、右手に錫杖、左手に水瓶を持つ独特の形状をした、巨大な十一面観音が安置されている。

ここで昼時。時報代わり(?)に僧侶がホラ貝を吹いていた。

投稿者 blog@tsukuba : 12:05 AM | コメント (0) | トラックバック

November 20, 2004

京都・奈良旅行3日目〜室生寺

3日目は、雨に濡れた室生寺へ。
この辺りは標高が高いためか、紅葉も真っ赤に色づいていました。

門前の太鼓橋

表門

仁王門

金堂(国宝)・・・この中には、一木造りの本尊・薬師如来像(国宝)が置かれている。

灌頂堂(国宝)

五重塔(国宝)・・・天平時代に作られたもので、法隆寺の五重塔に次ぐ古塔。

本当にここは国宝の宝庫だ。かつて、女人禁制だった高野山に対して、女性の参詣を許していた事から「女人高野」という名で親しまれていたそうだが、確かにどことなく女性的な雰囲気の漂う古寺であった。

これは、室生寺へ行く途中、室生川の対岸の岸壁に彫ってある、大野寺の磨崖仏です。お出かけの際には、呉々もお見落としの無き様に。

投稿者 blog@tsukuba : 07:58 PM | コメント (0) | トラックバック

京都・奈良旅行2日目〜飛鳥散策その1

2日目の午後は、近鉄飛鳥駅で下車して、飛鳥散策へ。

飛鳥駅から徒歩7分の所にあるのが、有名な「猿石」である。

吉備姫王墓(きぶつひめみこのはか)の墓前に4体並べられており、向かって左から「女」「山王権現」「僧」「男」という名前が付けられている。江戸時代に、現欽明天皇陵の南側の田畑から掘り出されたものが、明治になってからこの場所へ移されたようだ。
何のために作られたのかは不明。古代の伎楽の演者という説もある。

「鬼の俎」(上)と「鬼の雪隠」
これらは、両方とも古墳の石室の一部である。丘の上にある「鬼の俎」が古墳の底石で、その上に「鬼の雪隠」(蓋石)が被さっていたようである。
この辺りはかつて霧ヶ峰と呼ばれており、鬼が住んでいて、通行人に霧を降らせて迷った所を捕らえて俎の上で料理して食し、雪隠で用を足したという伝説が残っているそうだ。

次に訪れたのは、聖徳太子生誕の地に建つ「橘寺」。
元々は四天王寺式伽藍配置の大寺院だったそうだが、今はひっそりと建っているだけで、その面影は微塵も無い。

 

境内に置いてある「二面石」は、善悪2つの顔を合わせ持つとされている。どことなく、猿石と類似した表現が見られ(猿石も前後二つの顔が彫られている)、猿石同様、この辺りで出土した古代の石像物の一つであると思われる。

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京都・奈良旅行2日目〜吉野山

二日目は吉野山へ。
今回の旅では、吉野・金峯山寺(きんぷせんじ)で特別開帳中の日本最大秘仏・金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)を是非とも見ておきたかったのだ。

さて、近鉄吉野駅で降りると、吉野山へ登るためのロープウェーが出ている。(このロープウェーは昭和4年建造という、とても素晴らしいもの・・・日本最古の索道だそーです)
山上の駅で降りて徒歩10分くらい歩くと、金峯山寺の巨大な仁王門の前に至ります。

本堂は南向きに建っているのに、この仁王門は本堂の北側に置かれており、他に例を見ない配置になっています。これは、この門が吉野ー大峰ー熊野に至る聖地への入り口ということを意味しているようです。

続いて、蔵王権現を祀っている蔵王堂へ。

この中に、全長7.3メートルもある巨大な金剛蔵王権現が祀られています。普段は秘仏となっていて非公開なのですが、ユネスコの世界遺産への登録を記念し、1年間、特別公開されています。これが圧倒される大きさ!!

蔵王権現とは、奈良時代に役行者が吉野山において感得した仏であり、インドや中国にもない日本独自の仏。青黒い体をし、忿怒の相をした明王風のお姿をしている。ここ金峯山寺蔵王堂には三体の蔵王権現が本尊として祀られているが、それぞれ釈迦如来・千手観音菩薩・弥勒菩薩がヘンシンしたものであり、三尊により過去・現在・未来の三世にわたって守護するとか。
忿怒の相をしているけど、ちょっと頭が大きい(4頭身くらい)ため、怖いというよりユーモラスな印象を受けました。

蔵王堂の前では、ちょうど大峰山護持院・東南院による「修験道大結集・平和の祈りの大護摩供」とゆーイベントをやってました。

まずは山伏一同、蔵王堂にて納経。

ホラ貝を吹き鳴らしながら、本堂の前に設けられた護摩壇へ向かう山伏ご一行。

この後、護摩壇の結界へと向かうのだが、この時の問答が面白い!
旅の山伏が金峯山寺へ入山するという設定になっていて、本物の山伏かどうかを判定するために、イロイロと質問を投げられて、それに答えなければならないらしい。
「修験道とは、いかなるものか?」「山伏とは、どのような意味か?」などなど。

五大明王(不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王)を守護として召喚した後、四方へ向けて破魔矢が放たれる。(時々、台詞につっかえたりしていたのは、ご愛嬌)

いよいよ護摩へ点火。人々の願いの書き込まれた護摩木が続々と火にくべられ、大護摩供はクライマックスを迎えます。

金峯山寺を後にし、脳天大神や吉水神社などへも参詣してきました。
脳天大神は、金峯山寺の仁王門の脇から、ずっと谷底へ降りた所にあるのですが、まさに信仰の場所という濃密でマジカルな空気が漂っていいました。(ただし、階段がとってもキツい・・・)

投稿者 blog@tsukuba : 09:15 AM | コメント (0) | トラックバック

京都・奈良旅行1日目〜東福寺

久々の更新です。
実は、先週末から京都・奈良方面へ旅行に行ってました。紅葉を期待して行ったのですが、今年は暖かい日が多かったため紅葉が遅れており、まだまだこれからという状況でした。

さて、初日に訪れたのは紅葉の名所・慧日山東福寺。まだ、紅葉は4分程度でしたが、なかなか素晴らしい事になってました。

上の写真は通天橋。ここからの眺めは、溜め息が出るほど美しい。

沢山の観光客が訪れていましたが、この美しさならば仕方の無い事かもしれません。

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November 12, 2004

あなたの憧れのエンジニアは?

■ 日本のエンジニアが選ぶ“本物のエンジニア”23人(Tech総研)

エンジニア500人(25〜39歳)へのアンケート結果を集計した結果、やはり第1位はぶっちぎりで本田宗一郎、第2位はソフト系エンジニアの支持を集めてビル・ゲイツ、第3位は子供向け伝記の定番、トーマス・エジソンとなったそうな。

残念ながら1票しか入ってないけど、個人的には富士通の伝説的な天才技術者・池田敏雄を推したい。

■ 天馬空を行くがごとく生きた男(Fujitsu)
■ 池田敏雄 富士通コンピュータの生みの親

日本コンピュータの黎明―富士通・池田敏雄の生と死
田原 総一朗
文芸春秋
1996-01


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計算機屋かく戦えり
遠藤 諭
アスキー
1996-10


by G-Tools

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計算機イロイロ

皆さん、「計算尺」って聞いたことありますか?
スライドする物差しみたいな物体で、掛け算、割り算はもちろん、ルートなど、計算を行うための道具です。ちょっと前までは、工業高校や工学部の学生にとっては必需品でした。(今や、関数電卓にとって代わられましたが・・・)

下記のページから、マウスで計算尺を操作することができます。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/elroy/hemmi/hemmi.html

僕の父親も、工業高校&工業短大出身だったので、父の机に、この不思議な物体がありました。子どもの時から、「これ、どー使うんだろう?」とずっと不思議に思っていたのですが、大学の付属図書館で計算尺の使い方を解説した本を発見し、こっそり実家から父の計算尺を拝借してきて、遊んでみたりしたものです。

ちなみに、映画「アポロ13」の管制官が軌道計算にこの計算尺を使っているので、今度、映画を見る機会があったら、注意してご覧になってください。(今思えば、ファミコン並みのコンピュータと、この計算尺で人類を月に送ったなんて驚きだ!!)

電子計算機が誕生する以前は、機械式の計算機も使われていました。
かつて、日本で普及していたのは「タイガー手廻計算器」と呼ばれるものです。レバーで数字を入力して、がちゃがちゃとハンドルを回して計算を行うものでした。

下記のページは、そのシミュレーターです。
http://kouyama.math.toyama-u.ac.jp/main/computer/personal/tiger/tiger.htm
タイガー手廻計算器資料館
http://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/temawashi.html

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November 10, 2004

バイオ研究に活用するアップルソリューションセミナー

第27回日本分子生物学会年会(会期:12月8日〜11日)に合わせて、アップルがバイオセミナーやるみたいです。

バイオ研究に活用するアップルソリューションセミナ

日 時:2004年12月 9日(木) 16:00〜17:30
会 場:ホテルゴーフル神戸 5階カスティーリァホール
受講料:無料
申 込:http://www.event21.ne.jp/apple/bio/

行きたいけれど、年末は某スクリーニングの仕事で忙しそうだ。。。。

theclaさん企画のイベントもある模様。(mixiオフ会同時開催?)
http://chalk.zive.net/pub/w/index.php?Bunsei2004

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November 09, 2004

Fedora Core 3 Available!

■ Fedora Project

Linuxカーネル2.6.9を採用。人柱希望者は、どーぞ(笑)

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研究者の限界年齢は何歳!?

ちょっと古いけど、2002年に文部科学省が発表した興味深いデータを見つけた。

■ 創造的研究者のライフサイクルの確立に向けた現状調査と今後のあり方
(文部科学省 科学技術政策研究所 第1調査研究グループ 和田 幸男)

現役研究者の創造的研究開発能力について、自己評価だけではなく、第三者からの評価を加えたものだ。その結果、30代後半から40代前半にかけてまでが、第一線で活躍できる年代であると言う回答が一番多く得られた。一方、欧米で同様な調査を行った結果では、7割強が年齢とは無関係であると回答したと言う。これは、我が国の研究者や技術者が、この年齢くらいから管理職としての業務へシフトしてしまうのが大きな理由らしい。

また、現役研究者が自然科学者になろうと思った時期を調査した結果、4割弱が小学生までに自然科学者になろうと思ったと回答している。小学校での理科専任教員の導入によって、理科教育の充実が期待できると結論づけている。

そーいや、僕の通ってた小学校には、高学年担当の理科専任がいたなぁ〜。実験の時間も割と多く取っていたように思う。結構、恵まれた環境だったのかもしれない。

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November 04, 2004

QR Code Counter Ver 0.1

QRコードでホームページのアクセスカウンターを表示するスクリプトを作ってみました。

表示例:http://tetralog.in/qrcounter/test.html

スクリプトを作ったといっても、Y.Swetake氏による「QRcode Perl/CGI & PHP scripts ver. 0.50e」を、結城浩氏の『Perlで作るCGI入門』基礎編(ソフトバンクパブリッシング刊)に収録されているプログラムから呼び出せるようにしただけです。

ちなみに、これを動作させるためには、サーバでSSIが使えないとダメです。
また、perl5,GDおよびGD.pmがインストールされている必要があります。(GD 1.8.4 またはGD 2.0.10 以上推奨)
レンタルサーバなんかだと、ちょっと条件が厳しいかもしれません・・・。

配布ファイル:qrcounter0.1.tar.gz
(再配布および改造は自由ですが、元々の著作権は、それぞれY.Swetake氏と結城浩氏に帰属することを明記してください)

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November 03, 2004

2004 Autumn in Tsukuba

つくば市内の公園にて、深紅の紅葉の木を見つける。

ところで、ようやくウチのゴッゴルなページも補足されたようだが、すんごい圏外。

■ 今夜のBGMはコレ

サムシン・エルス
キャノンボール・アダレイ マイルス・デイヴィス ハンク・ジョーンズ サム・ジョーンズ アート・ブレイキー

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November 01, 2004

QRコードで遊んでみる

「QRコード」って見た事ありますか?最近、新聞広告などでも見かけるようになった、下の画像のようなバーコードのことです。

8080th_QR

株式会社デンソーウェーブが開発し1994年に発表したもので、狭いスペースでより多くの情報を収納する目的で作られた2次元バーコードです。カメラ付き携帯電話へコード読み取り機能が搭載されるようになってから、一般にも普及してきました。主に、アドレスやブックマークなどの情報記載に使われていますが、テキストもコードすることができるので、QRコードでBlogを書いてらっしゃる方もいらっしゃいます。

ところで、僕はこれを知ってから「QRコードのスタンプ作ったら売れるだろうなぁ〜」と思ったのですが、すでに存在してましたねぇ〜。
■ シャチハタ:スタンキー
■ ぷりんと王国:QRスタンプドットコム

パソコンでQRコードを読み書きする事も出来ます。
■ 携帯電話用 QRコードエディタ(Windows)
■ で、こ〜でんかぁ?(Mac OS)
■ 即答、こ〜でんネン!(Mac OS)

QRコードをシールへプリントして名刺に貼付けてみたり、年賀状に刷り込んでみたりなど、色々と面白い応用方法が考えられますね。

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