tetraの外部記憶箱

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2024-03-27

_ [iPhone 14 Pro][大番役日誌] 人生の転機到来

上洛

三人目が誕生して、はや7年。子どもの成長を間近に感じられる幸福な日々を過ごす一方で、家事育児の忙しさに忙殺され、趣味の写真からもすっかり離れておりました。

つくばに居を構え、妻のキャリアを支えるのだということを口実に仕事よりもプライベートに重きを置きつつ、その一方で自分のキャリアにはモヤモヤした気持ちも抱えながら、今の仕事を続けてまいりました。

しかし、「青天の霹靂」とは、まさにこの事。この春より、本社への異動を命じられました。

最初に上司からこの話を電話で受け取ったとき、言葉の意味について頭では理解しているものの、飲み込みたくないという非常に複雑な感情に襲われたのは、46年間生きてきて初めての体験でした。

激しく狼狽えながら妻に異動の話を告げた時、「いいんじゃない。行っておいでよ。家のことは、なんとかなるっしょ!」と私の背中を押してくれたことで、なんとかポジティブな気持ちに切り替えることができました。妻には感謝しかない!

そんなこんなで気持ちの切り替えも済み、今は新しい単身赴任生活にワクワクしています。京都大番役に任じられた御家人の気分ですので、新しいタグ「大番役日誌」もつけてみました(笑)

家事育児については妻に一任することになったので、たぶん趣味の時間も増えるだろうし、何より憧れの京都に住めるということで本ブログの更新頻度を増したいと思っているところです。(とりあえず、X100V、Leica IIF、Leica M4の3台と、冷蔵庫に眠っていた未使用フィルムは持ってきたぞ!)


2024-03-29

_ [X100F][大番役日誌] 20年ぶりの京都醍醐寺

醍醐寺 #1

引越し後の荷物整理も一段落したので、今日は山科の方へ足を伸ばしてみた。20年ぶりの醍醐寺だ。
バスで向かうか電車で向かうかで少々迷ったが、この街に住むにあたり、バスについてもっとよく知っておく必要性を感じたので、今回はバスで行くことにした。

京都駅八条口のバス停から、醍醐寺行のバスに乗り込む。
今や国際的に大人気な観光地となった清水寺へ向かうバスと比べたら、全く待つことなしにバスに乗り込めた。
バスに揺られること30分、終点の醍醐寺バス停で下車すると醍醐寺はもう目の前だ。
平日の昼間だというのに、境内は多くの観光客で賑わっている。
バスより電車で来る人が多いのだろうか、あるいは観光バスツアーの客なのだろうか。
20年前の記憶なので、あまりあてにならないだろうが、当時よりも海外からの観光客が非常に増えたように感じた。

さて、醍醐寺といえば、今日でも語りぐさとなっている太閤秀吉の「醍醐の花見」だろう。
ただ、当時は度重なる戦乱で伽藍は荒れ果てており、秀吉が700本の桜をかき集め植えさせたのだとか。
境内のソメイヨシノはまだ蕾であったが、枝垂れ桜は五分咲きを迎え、境内では多くの観光客が思い思いに桜を写真に収めていた。